こんばんは、きいです。
先週、近所の公園で桜を見てきました。
レジャーシートを敷いて。
前日に作っておいたマフィンと、自分で淹れたカフェオレの水筒を片手に。
ゴロゴロしたり本を読んだり。
いつになったら、以前みたいなお花見を楽しめるのかな…と寂しく思ったりもしますが。
こうして、ももと2人きりの花見も悪くない。
私達の地元では、お花見という習慣があまりなくて。
レジャーシート敷いて宴会、とかって形がなかったんですよね。
桜祭りみたいなものもなかったし。
でも、いろんな地域で暮らすうちに私達もすっかりお花見をするようになりました。
高校の時は、落ちてくる花びらを2人で走り回って両手で取って。
どっちが多くが取れるか競ったりしてました。
大学の時も…同じようなことしてたかな(笑)
20代になってから、お花見とか紅葉をちゃんとレジャーとして楽しむようになった気がする。
名所までドライブして、屋台を楽しむまでがセット。
(その帰りに寄った温泉地で私が指輪をなくした事件もあった。プレゼントされて日が浅かったのでショックが大きかった…)
当時のデジカメのデータを見返すと、画像は粗いけど楽しそう。
(その時までは、指輪がちゃんと写っていて…切ない。)
30代の前半は、2人で地元に戻ってたので花見はしてません。
地元に帰った1年目、公園に2人で行ったら知り合いの家族連ればかりで…とても気まずかったんですよね。
子連れしか行かない場所…って雰囲気を感じました。
とんでもない田舎だと、そこら中、知り合いばかりなので…2人でゆっくり公園にも行けなかった。
堂々とできれば良かったんだろうけど、2人で店をしていたので…人の噂とかが商売に響くのが怖かったんですよね。
(まぁ、店をしていなくても堂々と出来なかったとは思うけど。)
2人でゆっくり花見をしたりピクニックすることも出来ないのかー…って悲しかったのを覚えています。
(自分たちが育った場所だけど、大人になって戻ると…ここまで閉鎖的なのかって実際に暮らすまでは分からなかった。)
で、結局、田舎は捨てて(笑)
(家族は理解してくれているので円満ですからね)
なので。
こうして、2人でレジャーシートにゴロゴロしてるだけで幸せだなーと思います。
レジャーシートにアリが入ってくるたびに、「うわ」って騒ぐももの相手をするのも楽しい。
結局、上からはらぺこ青虫が落ちてきたのが決定打で「もう無理!!」と、ももが立ち上がったので撤収。
とんでもなく小さい虫なのに。
ももの虫嫌いは、高校時代から変わらないな。
20年、ももと桜を見てきて。
変わったことはたくさんあるけど、変わらないものがあるのが嬉しい。
2人の時間が愛しいのは変わらない。
いつか、私達の地元のような田舎でも…同性カップルが堂々とお花見ができるような未来に変わっていったら良いな。
話は変わり。
先日あった、ももの失礼すぎるエピソードを紹介します。
数年ぶりに入ったラーメン屋で、ももは「担々麺」、私は「酸辣湯(サンラータン)麺」を注文。
少し食べた後、いつものようにお互いの皿を交換して味見大会。
私が食べていたサンラータンを一口食べたももが小声で言った言葉。
もも「無理して食べなくて良いよ」
え??
は????
どうやら、ももはマズイと感じたみたい。
こんなにマズイのに、きいは無理して食べてる!可哀想に…と思ったみたい。
いやいや、美味いから(笑)!!
周囲の人には気づかれないぐらいの小声で、私への優しい申し出。
きい「いや、大好きな味だから。この酸っぱさが良いの」
と言うと、予想もしていなかったのか驚いてました。
「無理しなくていいよ」と言ったももの顔、忘れられない。
思い返しては一人で笑ってます。
(ももには秘密にして一人で思い出しては楽しんでる。)
サンラータン、大好きだよ!
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