こんにちは、きいです。
家購入のために動き出す時、ふと疑問に感じたのは「私達の関係ってバレる?」「業者に隠すべき??」でした。
クローゼットとして生きていると、どれぐらい関係性を公にすべきか、しなくていいのか?が分からないと不安ですよね。
賃貸の契約時には、無理にカミングアウトしなくても大丈夫だったりするので、家購入も同じかな?と思いつつ、でも違うかも…と不安を抱えながら家探しをスタートさせました。
振り返ってみると、結局はカミングアウトもしたし、なんとなく察してもらったりもしたし、逆に隠し通したりもしました。
まず、家を二人名義で買うのか?一人名義で買うのか?で関係性を公にする必要があります。
二人名義で買うならペアローンだと思うので、その際は関係性を公にするも同じです。
(でも、銀行はペアローンを扱ってるぐらいなのでカップルと分かっても変な対応はされないと思います。)
我が家の場合のように一人名義で買う場合は、関係性を隠そうと思えば隠せます。
ただ、途中でバレると思います。バレるというより、察してくれる…って感じでしょうか。
家を探す時、不動産会社の担当者の前で色々と話し合うこともあるので…なんとなーくバレます。
「ご関係は?」と直接聞いてくる人は少なくなってきてると思いますが、中には不躾に質問する人もいるかもしれません。
そーいう配慮がない人が担当だった場合は…色々と大変かもしれません。
信頼できる人が担当者になった方がいいと思うので、そこは妥協しない方がいいかも…。
我が家の場合は、「もも名義で家を買う」「二人暮らしなので部屋数は少なくていい」「駐車場がある家」みたいな感じで条件を提示していきながら、ゆっくりバラしていきました。
(わざとバラしたわけじゃないけど。家探しに夢中になると周囲を気にせず自分たちの会話を繰り広げてしまうようになりました…。)
最初は、担当者も「二人暮らしって言ったけど、目の前の二人なのか?違う人なのか??」と疑問だらけだったと思います。
家探しに付き添いで来てる友人かもしれないし、一緒に住む姉妹なのかもしれない…色々な可能性がありますからね。
与えた情報が少ないので疑問だらけだったと思いますが、失礼な質問をすることなく真摯に対応してくれたので「この会社で探していこう」と決めることができ、「関係がバレてもいいや」と思えるようになりました。
私は名前さえ明かしていなかったのですが、名前を教えることで「姉妹じゃないよー」と暗に伝えたり。
寝室は一つで良い、と正直に言ったり。
住宅ローンの申請をする時に、家族じゃないけど一緒に暮らす人として名前を記入すべきか?なども相談しました。
(これは勇気を振り絞って記入しましたが、銀行の判断で正式文書には掲載されていませんでした。ペアローンでもなく、婚姻・血縁じゃないから重要じゃないのかな?と感じました。拍子抜けしたし、少し傷付いたよ、銀行さん!!!)
あとは、火災保険を選ぶ際、同性パートナーも補償されるかどうかを調べてもらう時に相談しました。
「カップル」と明確に伝えたのは、この時が初めてかも。
(すでに家を決めて契約した後のタイミングですけどね。)
パートナーも補償対象なのか?というのは自分たちでも調べられるので、ここでカミングアウトしなければ…どうにか隠し通せた可能性もあったかも。
まぁ、でも私達はカップルだと理解した上で今後も付き合っていきたいと思っていたので、良い機会でした。
私たちの担当者は、とても気の利いた人だったので不快な思いをすることはありませんでした。
住宅ローンを結ぶ銀行でも、何か質問されたり変な目で見られることはありませんでした。
(全ての契約など二人で行きました。)
また、ハウスメーカーにも何も言われたりしませんでした。
結構、みなさん配慮してくれるんだなーと感じました。
(最後の最後に、ハウスメーカーの担当が若い人に変わった時、「一緒に住むんですか?」とは聞かれた。気になったんでしょうね。 素直に「はい」って答えましたけど。)
あと関わった業者と言えば…キッチンメーカー、カーテン業者、引越業者、エアコン業者…ぐらいですかね。
どこもカミングアウトせずに済みました。
ただ、エアコン業者だけは年配のオジサンだったので「ご結婚は?」と聞かれました。
(とても良い職人さんでしたが、話好きで仲良くなったからつい質問してしまった感じでした。今は不在だけど旦那さんがいるんだよね?的に思ったみたい。面倒だったので、結婚はしていない・親戚のももと暮らす…と答えました。)
なので、家購入でカミングアウトしたのは・・・不動産会社の担当者のみ!
多くは「察してください」的なやつ。
最初に予想していたより質問されなかったので良かったです。
こういう「関係性は?」とか「ご結婚は?」と質問してくるかどうかは、地域にもよるかもしれません。
都会では配慮してくれる会社・人が多い可能性があります。
でも、もし「ご関係は?」って聞かれても「友人です」って答えなくてもいい気がする。
友人で済ます方が楽な時もあるけど、そう言いたくない場面の時は「同居人です」とか「一緒に住むんです」とかだけ伝えるようにしています。
クローゼットで生きるって楽な面、面倒な場面や悩ましい時もあります。
クローゼットで生きる同性カップルが家を購入するのは、そんなに苦痛じゃありませんでしたよ。という報告です。
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