こんばんは、きいです。
ご存じの通り、私とももは女性カップルなので子供を授かることはできません。
しかし、無印でマタニティ服を購入しました。
マタニティ用レギンスという、お腹がゆったりしたやつ。
妊娠したかって?
とんでもない。
ただの間違いで買ったの!!!
普通のレギンスだと思って手に取ったのに…。
家で開封した後で、「なんかお腹のゴムがダルダルだけど?」と気づいたので返品もできないし。
お腹以外はぴったりなので、お腹のダルダル部分を折り曲げて着ようかな。
今、私たちは猫にゃんを可愛がっています。
猫にゃんで満足&手一杯なので、人間の子供を育てたいという気持ちは2人にはありません。
しかし、10年ぐらい前は子供が欲しくて。
まだ若かったので、具体的にどうしたいって考えていたわけではありません。
ただ、姪っ子が生まれたりしたので子供好きのももは色々考えたようです。
私たち2人の子供を持てない現実に悲しみを覚えてしまったり。
私は、周囲の子連れ夫婦を見ると「あれが世間で許されている幸せの象徴なんだ」と自分たちを孤独に感じたりしました。
両親に孫を抱かせてあげられないって申し訳なく思ったり。
私の悲しみは、「女は結婚して子供産むのが仕事」って田舎の価値観が刷り込まれていた面もあったと思います。
私の祖母は、「女は結婚して子供産むのが幸せ」って本気で信じていますからね(笑)
当然、カミングアウトはしてない。しないのも優しさだと思うし。
と言いつつ、反対されるのが面倒だからしないの(笑)
その当時、レズビアン世界との接点がなかったんですけど、ブログを始めたことで世界が広がりました。(このブログではなく、旧ブログがあったんです)
こんなに仲間がいるのか!って思ったし、自分達のことをブログ上だけでも伝えることが幸せだと思ったんですよね。
で、そんなこんなで数年経過していました。
ある時、ももと話していて2人で結論が出ました。
子供、いらないわ!
もちろん2人の遺伝子で子供ができるなら作るだろうし、子供は可愛いと思っています。
でも、2人だけの生活に不満がないことに気づきました。
私たち、2人だけでも楽しいじゃん!
そう思うと、すっごく気持ちが楽になったのを覚えています。
なんて言うか…子供が持てないんじゃなくて、自分たちの意思で持たないって決めてる、って感じ。
まぁ、未来は分かりませんが現在はそう考えています。
それから数年後、猫にゃんを迎えることになり私たちの暮らしはより楽しくなりました。
間違って購入したマタニティ用レギンスは、「間違えた、くそー!」と私が投げたら即座に猫にゃんが近寄って来て、レギンスの上に座り込みました。
私にマタニティ服が必要ない代わりに、この猫にゃんがいるんだと思うと幸せだと感じました。
でも猫にゃん、毛まみれになるからレギンス返してくれ。

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